ミドルスクールのデッキを組みたいんじゃ!!
2021年6月16日 MtG ミドルスクールミドルスクールは、4版あたりからオンスロートブロックまでのカードで遊ぶフォーマット。
おじたちが子供の頃にやっていた、手持ちのカードでデッキを組む遊びが当時の環境のままフォーマットになったようなものなのだ。最高かよ。
ただ、レガシー黎明期のデッキやエクステンデッドのデッキも主要パーツが揃っていれば同じコンセプトで組めてしまうのため、突き詰めていくとそれらのデッキが上位を占めるのだろうなと思う。
でも俺としては、中高生の頃にやっていたような、旧スタンダードデッキをちょっと強化するカジュアルな遊び方がしたい。
色々アイディアが沸いてきたのでその覚え書きやおじ語りをひとまずここに書き残す。
《稲妻》
《剣を鍬に》
インベイジョンブロック期のデッキを改造したいのだけれど、当時の特徴として基本セットが異様に弱かったのは印象深い。
6版から初心者向けのセットという方針が決まったことで煩雑な呪文は採用されず、ポータル等のシンプルかつコストパフォーマンスの悪い呪文が増えた。
《ウルザの激怒》だった枠を《稲妻》に差し替えることで、インベイジョン期特有のもっさりしたデッキの雰囲気が多少引き締まる。
まぁ、もしも《ウルザの激怒》を使いたいというコンセプトでデッキを組むなら当然《ウルザの激怒》は残すがね。
《意志の力》
不思議なことにミドルスクールでも使用可能。
レガシーでは、デッキ75枚の中に4枚あったとしても、メタによってはメインに4枚必須なカードではない。
ミドルスクールにおいても、《意志の力》が必要なほどキルターンが速い環境で遊ばない限りは無くても良いかなというかんじ。
いうても実際やってみて、デッキの構成的にやっぱり数枚欲しいわってなるかもしれないが。
採用するにしても多色化が進んだインベイジョン期のデッキにおいては、ブルーカウントの確保は容易だが、カード単体が強くて《意志の力》のコストにし辛い。
《目くらまし》のような賞味期限のあるカードやキャントリップが多いとコストにしやすいんだけどね。
《トーラックへの賛歌》
ミドルスクールで使っちゃっていいのぉ…?
フォールンエンパイア自体はイリーガルだけど、ギフトボックスや世界選手権デッキに収録されているので使用可能らしい。
《暗黒の儀式》が禁止されているため、1ターン目から無茶苦茶することはできないが、それでも2ターン目に2枚ハンデスはいかんでしょ。
《ジェラートの評決》との8枚ハンデスもおもしろそう、引きすぎたハンデスは《Contagion》のコストにできるのも良い。
《暗黒の儀式》を失ったマシーンヘッドのマナ域を《稲妻》等と合わせて一段階軽くすることにも貢献できそう。
《不毛の大地》
《目くらまし》
《もみ消し》
ミドルスクールでもマナ否定戦略のパーツは全部揃っている。
ただ、レガシーで飽きるほどやった戦略をミドルスクールでやることにあまり魅力を感じない。
もしもマナ否定戦略を取り入れるなら青緑マッドネスあたりで使いたいね。
ついでに《噴出》も使いたい。
《行き詰まり》+《ミシュラの工廠》
Landstillのパーツが揃っているため、ミドルスクールで普通にデッキが組めてしまう。
インベイジョン期のデッキにおいては、クローシスコントロールやドロマーコントロールなどネザーゴー戦略を取れるデッキと非常に相性が良い。
《ヨーグモスの行動計画》+《ネビニラルの円盤》
ヨーグモスディスクとでも呼ぼうか。
手札を使い切った後に、墓地を手札代わりに戦う。
墓地が尽きたら《ネビニラルの円盤》で《ヨーグモスの行動計画》ごと盤面を流し、その間に溜まった手札を使って戦う。
Landstillパーツと組み合わせて採用することで、《世界のるつぼ》のように墓地から《ミシュラの工廠》を戻すことができるのもおもしろい。
《ヤヴィマヤの火》+《自然の秩序》
消散で消えゆく《ブラストダーム》を生贄に、さらに《ブラストダーム》を呼び出したり、《スリヴァーの女王》のような巨大なクリーチャーを降臨させることができる。
引いてしまった《スリヴァーの女王》は《紅蓮操作》のコストにしてしまおう。
《老練の探検者》+《陰謀団式療法》
レガシーのNicfit。
《ファイレクシアの塔》で《老練の探検者》を生贄にすると、2ターン目に《魂売り》を出すことができる。
レクターグールと組み合わせてみても良いかも。
《繰り返す悪夢》と組み合わせるのも無茶苦茶やばい。
《破滅的な行為》があるのもやばいし、《ヴォルラスの要塞》があるのもやばい。
レガシーでは中々勝ちきれないけど、ミドルスクールではどうだろうね。
《テラボア》+《ハルマゲドン》
テラゲドン。
《テラボア》はNew Horizon戦で使われて、デカくてカッコ良かったから使ってみたかった。
白緑では妨害手段に乏しいため、ハンデスを加えたい。
ハンデスだけでなくNicfit戦略と組み合わせるのもおもしろそう。無理やり引き出した土地を即ゲドンで流し巨大なゴイフでぶん殴るのはさぞ気持ち良かろう。テラボアゲドンバゴス!!
その他やべーやつ
《適者生存》
《エメリアの盾、イオナ》を《忠臣》で釣る非道なデッキや、《復讐蔦》たちを釣り上げる残虐なデッキが存在しない世界線なので存在を許されているようだ。
レガシーでできなくてミドルスクールでできる遊びとして、非常に魅力的な1枚。
もう一度買い直そうかな…
《大地の知識》
《大慌ての捜索》
《噴出》
《隠遁ドルイド》
《神秘の教示者》
《ネクロポーテンス》
《修繕》
《適者生存》同様レガシーでは禁止されているが、ミドルスクールで使えるカード。
牧歌的なフォーマットである間に堪能したいね!!
ゴブリン
黎明期のレガシーゴブリンと同じように、3マナと《ゴブリンの戦長》が場にいるだけで、《ゴブリンの女看守》から《ゴブリンの群衆追い》が出てきて10点近くライフを削れる。
ただ《霊気の薬瓶》がないので、展開スピードは結構落ちそう。
ミドルスクールではどれくらいのポテンシャルを発揮できるのだろうか。
スタイフルノート
ミドルスクールではスタイフルノートが強いらしい。
たしかに旧枠環境だと天敵となる呪文が限られているから当然か。
レガシーでも、ベースランプションの決め手としてみたり、青白スタイフルノートを組んだりして遊んでいたから懐かしい。
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